今回は道雪葵さんの「うちのトイプードルがアイドルすぎる。」についてレビュー!
表紙的に小説かなと思っていたんですが、中身はエッセイコミック(漫画)です。

めちゃくちゃ読みやすくて面白いので、犬好きの人には特にオススメしたい本です。
「うちのトイプードルがアイドルすぎる。」概要
作者である道雪葵さん本人の体験記。
現在2巻まで出ていて、それぞれKindle(電子書籍)でも購入することができます。
著書には「女子漫画編集者と蔦屋さん」「アポロにさよなら」など。
あらすじ&みどころ
動物嫌いだった作者が、12年前にトイプードルのクーさんと出会ったことで、いつしか「犬好き」になっていく過程をコミカルに描いています。
最初はお互い警戒し合う関係でしたが、とあることがキッカケで少しずつ仲良くなっていきます。
思わず笑ってしまうようなエピソードや、犬好きなら共感してしまう「あるある話」も豊富。
全144ページ、あっという間に読めてしまう読みやすさも大きな魅力の一つです。
みんなの評価!
アマゾンでの評価は星4.3。(レビュー数38)
かなりの高評価となっています。
僕としても速攻で星5をポチっちゃうくらい楽しめた作品です。
高評価はやっぱり「共感できる」といった声が多かったです。
うちだけだろうな~と思っていた愛犬のちょっとおかしなクセや行動。
でも実はよそのお家でも同じようなことが起きていて…。
そういったことを発見させてくれるエピソードが、「共感できる」という声につながっているのかなと思います。
低評価自体が少ないんですが、書籍版では若干印刷に問題があるようで、そこに触れる意見が2件ほどありました。
Kindle版ではそういったことはなかったと思うんですが、紙の本で購入を考える際にはちょっと参考にしてみるのもありかも。
オススメの人は?
これはもう言うまでもなく、「犬好きな人」でしょうね~。
ただ、犬好きじゃない人はオススメできないかというとそうでもなくて。
人と動物の関わり方や絆を築いていく過程がしっかりと描かれているので、「犬好き」という枠を超えて受け入れられる本じゃないかなと思います。
複雑な人間関係に疲れたら、言葉が通じなくても築かれる「人と動物の絆」に触れて、癒されてみるのもいいかもですよ~。
読んでみた感想!
トイプードルのクーさんとの日常を描いたお話。
僕も犬を飼っていたので、共感できる部分はすごく多かったです。
道雪さんと同じく、僕も犬を飼うまではちょっと苦手だったんですよね。
理由は「子供のころにでっかい犬に追っかけられた!」とかいうベタすぎるものですが。笑
飼いはじめた当初は、もう触るのもおっかなびっくりな感じで。
でも一緒に生活していくうちに少しずつ慣れていって、徐々に本当の家族と同じような関係になっていくんですよね。
この漫画の中にもありますが、表情から何を言いたいのかなんとな~くわかったり。
犬は人間と違ってそんなに表情に出るわけではないんですが、それでもなぜかわかっちゃうというか。
あ、今嬉しいんだなとか、めんどくさそうとか、機嫌悪いな~とか。
そういう犬を飼っている(飼っていた)人ならわかるあるある話がたくさん詰まってます。
他にはこんなものも。
- 病気のとき、体調が悪いときはいろいろ察してそばにいてくれる
- やたら外面がいい
- 家に帰ってきただけで世界で一番喜んでくれる
犬を飼っていたころのちょっとした思い出とかを思い返すいいきっかけにもなったなぁと感じています。
家に帰っただけで尻尾ブンブン振って走り回るくらい喜んでくれるのは、ほんとに自分の家の犬だけかなと思います。

あれはめちゃくちゃかわいかった…。
うちの場合、トイプードルではなくてシーズーでしたが、共感できる部分がとても多かったです。
あと、漫画だったこともあってとにかく読みやすかったです。
全144ページ一気に読んでしまいました。
2巻も出ているので、気になる方はぜひ~。
「うちのトイプードルがアイドルすぎる。」まとめ!
犬好きの人や動物好きな人にはぜひ読んでもらいたい本です。
最近Youtubeで猫動画に浮気していたので、久しぶりに「犬好きの本分」を取り戻せたのも良かったかも?笑
笑えてほっこりできて共感もできる。
そんな本をお探しの方は、この機会に一読してみてはいかがでしょうか。